2012年02月17日 17:44
ちちんぷいぷいの中野雅至コメンテーター。霞が関を辞めた人なのに、いわゆる改革派官僚となんか違うなと感じたので調べてみたら、やっぱり違った。この方、改革派でも何でもなく、むしろ政治家が嫌いな官僚でした。やっぱり。対案を出さない、批判だけのコメンテーターの典型。
posted at 06:37:53
以前、白黒つける橋下の政治手法は嫌いと言っていた。嫌いで結構なんだけど、じゃあどうするの?の問いには答えられないだろう。まあお決まりの「もっと話し合え」のコメントしかできないでしょう。これまでの大阪府知事選市長選の中で、ではどの選挙を理想とするのか?これにも答えられないはず。
posted at 06:39:45
僕や維新の会が多くのことを合意で解決していることも全く理解していない模様。白黒付ける結着が嫌と言うが、政治は最後は結着を付ける場。公務員とは違う。この中野氏、そもそもが政治嫌いだからしょうがないが。また道州制は賛成なんです!と言っていたが、じゃあどうやって実現するのか?
posted at 06:42:33
実現するプロセスという政治を全く理解していない模様。維新八策は、維新の会という集団の価値観を示したもの。自立こそが最大の公助。多くの個々人が自立すれば、本当に助けなければならない人を助けることができる。皆が努力せずに他人の助けを求めるようになれば社会の公助は破綻する。
posted at 06:47:05
しかし個人の自立・努力・競争を基本とするなら、その土台に確固たるセーフティーネットが必要。自立・責任・努力・競争を重視すればするほど一定のセーフティーネットを強くしなければならない。この理念で維新八策を作りました。ところが中野雅至氏は、理念が何も見えない!ごちゃまぜ!と。
posted at 06:49:59
それはあなたの単なる勉強不足です。それこそ中野氏の言うように自立、小さな政府だけで貫く方が知恵がない。ベーシックインカムをばらまきだと言った時点で、この人、本当に改革派官僚?と疑ってしまいましたが、改革派官僚ではなかったので、納得しました。
posted at 06:53:08
維新八策は価値観を表すモノ。政治グループがどういう方向性で行くのかを示すモノ。中野氏には既存の政党の方向性は見えるのでしょうか?反対するのはいいけれど、では対案は?道州制の実現プロセスは?と聞くと全く答えられない御仁。まあ反対することで存在意義を示す学者の一人ですから仕方がないか
posted at 06:56:56
ベーシックインカムは不可能な制度だと言われています。だけど研究の一考はある。これは単純なばらまきではありません。福祉国家を歩みつつある日本。複雑怪奇な補助・助成制度。これによって行政組織は肥大化。色んな中間団体が存在し、天下りもごろごろ。これをバサーット整理する。
posted at 06:59:04
補助金・助成金を整理して国民個人へ直接給付する。それにまつわる行政組織、中間団体は不要になる。そして国民がどのサービスを受けるか選択する。補助金を出すこと、受けることが目的となっている行政組織、団体は存在できない。
posted at 07:01:20
年金、生活保護など、莫大な間接経費がかかっている制度を整理することができる。そしてそれを超える部分は徹底した能力主義・競争を認めることができる。ただし、実現不可能な社会制度と言われている。だから研究。中野雅至氏、厚生労働官僚だったのに、こんなことも分かっていないのかな。
posted at 07:04:48
荻原博子さんも、僕の掛け捨て年金の提案について、これでは保険料を誰も払わなくなる!と言っていましたが、それだと世の中の掛け捨て保険が存在するのはなぜ?将来の不安に対して負担がバランスしていれば掛け捨ては成立するのです。老後の生活を賄うための資産形成ができるか。
posted at 07:11:14
こんな将来のこと誰も予測できません。だから資産形成出来なかった場合には一定の年金が出るということに一定の保険料を出すのです。そしてその保険料は強制徴収(税化)にすれば良い。単純な年金の税化ではありません。個人の負担は、税とは別に受益とのバランスできちんとはじき出す。これが保険。
posted at 07:13:28
しかし徴収は税と同じように罰則付きの強制徴収。これだと不払いは生じません。保険料は積み立て方式を基本としてはじき出す。将来世代をあてにした保険料にはしない。自分の老後は自分で何とかするが原則。あとは現行の年金のリセットをするかどうか。ここですね、国民の覚悟は。
posted at 07:15:13
朝からMBSに怒り心頭だよ(笑)昨日のVOICEをチェックした。大阪教育改革を取り上げていたから。メディアは批判することが仕事だから批判は良いんだけど、今回は度を越している。これはメディアとして良いのかね。大阪の基本条例をアメリカの教育専門家に見せてコメント求めた。
posted at 07:47:43
アメリカの教育学者は大阪の教育基本条例に反対の意見を求めて、アメリカの教育改革の失敗と同じ道を歩むと。でもね、この教育基本条例は昨年10月のもの。僕らは大きく問題提起して、ダブル選挙も踏まえ、さらに教育員会と徹底議論して先日骨子はまとめた。当初のものとだいぶ変わっている。
posted at 07:49:20
ところがMBSは昨年に取材したものをボツにしたくなかったのであろう、昨年の教育基本条例案についてのアメリカ教育学者のコメントを大々的に流した。このコメントにどんな意味があるのか?現在の条例についてのコメントなら分かる。これはメディアの正当な批判を越えているだろう。
posted at 07:51:23
そして改革に批判的な論調でまとめているが、まあそれは良い。しかし、そうであれば、改革前はどうだったのか?改革によって良い部分はなかったのか?改革を否定するなら、改革前の現状維持で良かったのか。この検証が全くない。改革だけを取り上げて、その影の部分をことさら強調する。
posted at 07:53:01
それもメディアの特性なら良い。しかし、メリット・デメリットをきちんと伝えろ!と言うのはメディアの常套文句じゃないか。ワシントンの教育改革の功罪をしっかり伝えるのがメディアの責任だろう。改革を否定するのであれば、現状維持で良かったのか。改革には必ず功罪がある。
posted at 07:54:49
しかし何もやらなくても良いなんてことはない。改革を否定する人は現状についてどう変えるのかの対案がない。改革をやればもちろん影の部分が出る。そうであれば、その影の部分をさらに改革する。こうやって、世は良くなる。改革に影があるから、全てやるな!では、世は何も変わらない。
posted at 07:56:03