昨日11月10日は告示日だったので、役場で立候補届出を出してきました。
その後は、33ヵ所の掲示板へ選挙ポスター張り(一人でやってたから、12時半までかかりました)
丸富写真館で少し修正して頂いたので、実際に掲示した物はもっと上等に仕上がってます。
張ってるそばから他の候補者の何人かは街宣カー活動してましたが、私には無理な活動なので午後からは演説会の原稿作りへ(街宣カーは録音したものを流せば、一人でも可能ですが、そもそも効果を感じないので)
↓は合同個人演説会のチラシ。
告示日の前後で演説できる内容に制限があるので、久米島では今回も後を選択して候補者のみが参加。
(一部候補者から、告示日前にも検討してほしいとの声。理由は、立候補予定者に限らず、だれでも参加できる主張発表会みたいなイメージ)
これ同意します(^^)/
以下が演説した内容です。与えられた時間は8分だったので、テーマを観光の一つに絞りました。他の候補者の殆どが、やりたいことをいくつも述べていましたが、その内容はだれもが認識している事だと思うので、聴衆者はいささかニリーぎみ
(-_-;)
それと会場では、A4サイズ1ページの資料を500枚まで配布して頂けるとの事なので、私は演説内容を補足するためのグラフ入りの資料を準備したのですが、他は選挙チラシが殆どでしたね。(私の場合、チラシはタウンプラスで既に3700世帯に配布済)
因みに、ここではweb用にグラフを分けて挿入してます。
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ご紹介頂きました、今回で2回目の挑戦になります、本間孝武です。どうぞ宜しくお願いします。
早速ですが、前回の選挙では152名の方々に応援を頂き、あと一歩届かずの次点という結果でした。そして、公職選挙法の制限からその後のお礼がおおやけには出来なかったので、大変遅くなりましたが、この場をお借りしてお礼を申し上げたいと思います。その節は本当にありがとうございました。
さて、時間が無いので本日お伝えしたいことに入らせて頂きます。グラフの入った資料を準備してますので、ご覧になりながらお話を聞いて頂ければ助かります。
最初の話しは、リピーター客にこそ特別な待遇やおもてなしをです。
10年程前、わたしが久米島観光協会にいた当時、観光入域客15万人を目標に掲げていましたが、それがその後どうなったのかを調べてみました。
【資料①をご覧下さい】沖縄県の資料から、八重山・宮古・久米島の過去40年間の観光入域客を調べてグラフ化しました。昨年の実績として八重山は一気に112万人へ、宮古が43万人で、久米島はずっと9万人台の横ばいです。
沖縄県全体でも右肩上がりで伸びているのに、なぜ久米島は増えないのか。わたしがこの島に来た30年前から、リゾートホテルが3つも増えているのになぜだろうと。
そこで【資料②をご覧下さい】平成26年度の久米島町観光振興基本計画には、いまだに6割近いお客様が「初めての来島」とあります。
【資料③をご覧下さい】比較するために、平成22年度版の沖縄県の資料では、リピーターの数が平成9年度から「初めての来島」の比率を上回り、平成22年度には、リピーター率が何と8割に達していました。
要するに、沖縄県全体の観光入域客は右肩上がりなのに対し久米島は横ばいで、リピーター率に関しては、沖縄県全体の半分しかないのです。4年前にも申し上げたことですが、ここがボトルネックなのです。
そこで解決の糸口になるかも知れない教訓の話しをさせて頂きます。
江戸時代、江戸の町は年中 火事がおきていたと言われています。
「火事とケンカは江戸の華」なんて言われるくらいですから、本当に火事が多かったのだと思います。
江戸時代の商人は、お店が火事になった時に真っ先に行うことがあったと言われています。それは、顧客台帳を井戸に投げ込むという行為です。井戸に紙の顧客台帳を投げ込んだら、びしょぬれになって使い物にならなくなると思ってしまいますが、江戸時代の顧客台帳は特殊な紙で作られていたので、水に浸かっても文字がにじまないようにできていたのだそうです。
では、なぜ商品や商売道具ではなく、顧客台帳を真っ先に井戸に投げ込んだのでしょうか? それは、江戸時代の商人は ”あること” を知っていたからです。
その ”あること”とは、商品や建物が燃えた損失は微々たるものですが、それにくらべて顧客台帳の消失による損失は計り知れないということです。(現代に置き換えて考えると、商品や建物の損失も計り知れない損失ですが・・・。)
建物は立て直せば良く商品も仕入れればそれで解決ですが、顧客台帳が無くなったらまた一から作らなければなりません。江戸時代の商人も、新規客に商品を売るよりも、既存の購入客に商品を売ることの方が簡単であるということを知っていたということです。
ですから、火事になった時には顧客台帳を真っ先に確保したのです。 火事がおさまると井戸から顧客台帳を引き上げて、顧客台帳に記載されたお客様を1軒1軒回ったのだそうです。この行為により「火事になって大変だったのに、わざわざそれを教えに来てくれたのかい。よし、それじゃまた商品買ってあげるよ!」なんて感じでお客様との関係を維持し、お客さんがまた商品を購入してくれたのだそうです。
このことは今でも十分通用する教訓になっていると思います。 商売を行ううえで顧客台帳はきちんとつくること。そして、顧客とはきちんと関係性を築くということ。 顧客台帳を作り、顧客との関係性をきちんと構築することで商品を繰り返し購入してもらえるようになる。今の世の中で考えてもとても大事なことです。 変わるモノ、変わらないものがたくさんある中で、江戸時代と比べても商売の基本はあまり変わっていないということですね。
(この話は、ファンビジネス化コンサルタントのブログの記事を引用してます)
この話を現代の久米島のケースに置き換えれば、6割の初めて客よりも、リピーター客にこそ特別な待遇やおもてなしをする、つまりはリピーター客を思いっきり贔屓(ひいき)する政策をやってみることです。
さらに、私自身普段から積極的に活用しているブログやツィッター・フェイスブックですが、今回の選挙から解禁されてこれはこれで大変嬉しいのですが、これを久米島町が推進している観光客や企業誘致、さらには移住者から久米高の留学生までと様々なジャンルの集客活動に対して、十分に活用されていないのが大変残念な事だと感じています。
是非とも情報発信した方が良いと思うのは、観光客では「なぜ久米島に何度も来るのか」、企業や移住者・留学生では「なぜ久米島が良いのか」等の、久米島に行きたいとか進出したいと思っている方々の背中をポンと後押しする様な情報です。
因みに、久米島高校の久米高通信が毎月白黒で町の広報物に入ってきてますが、昨年度までは高校のホームページでもカラーで見ることが出来ていたのに、今年の4月から見られなくなっています。久米高通信は留学を考えている方々にとって、魅力的な情報では無いんでしょうか。
皆さんはどう思いますか。
と言うわけで、好き放題に言わせて頂きましたが、まさにこれがわたくし本間の立候補する最大の理由であることを判って下さい。しがらみが無いから、何でも相談に乗ることが可能です。相談内容が私の未知な分野であっても、インターネットの活用にだれよりも慣れているから、先ずは相談して頂ければ、なにかしら得るものがあると思います。
こんな人間が議員にいたら、絶対議会が面白くなりますよ。一度試しに送り込んで見ませんか。
ご清聴、誠にありがとうございました。
町議立候補者 本間孝武(honma.takatake@kumejima.info) ← これを表示すれば、ネット上での選挙活動が可能になったようです!